Debian GNU/Linux私が大学の研究室で使用させられていた(w、デビアンリナックスのページ。 リナックス関係は質問されても回答できません。括弧内は私専用のものが多いのでご注意ください。 より参考になるページ?http://debian.fam.cx/, http://math.csse.muroran-it.ac.jp/~honda/debian/index.html
UNIX、LINUX、DebianについてUNIX(ユニックス)UNIX(ユニックス)は1968年にアメリカAT&T社のベル研究所で開発されたOSで、 C言語というハードウェアに依存しない移植性の高い言語で記述されていた為、 多くのプラットフォームに移植された。完全なマルチタスク機能を搭載し、 ネットワーク機能や安定性に優れ、セキュリティー強度が高いことで知られる。LINUX(リナックス)LINUX(リナックス)は1991年にフィンランドのLinus Torvalds氏によって開発されたUNIX互換のOS。 その後フリーソフトウェアとして公開され、全世界のボランティアの開発者によって改良が重ねられた。 Linuxは誰でも自由に改変・再配布することができる(ただし公開しなければならない)。 また、他のOSに比べ、低い性能のコンピュータでも軽快に動作する。Debian GNU/Linux(デビアングヌーリナックス)Debian GNU/Linux(デビアングヌーリナックス)はDebian ProjectによるLinuxディストリビューション (配布パッケージ)である。パッケージ管理に独自のAPT・deb形式を用い、豊富できめ細かなパッケージを持つ。 さらに、Debianは数あるLinuxディストリビューションの中でも珍しい 「フルパッケージが無料」という特徴をもつ。インストール
書籍の付録CDやhttp://www.jp.debian.org/distrib/などを参考にインストールCDを用意。 CPUやマザーボード、グラフィックカード、LANカード等の型番やチップ名を調べる。 BIOS設定画面でCDから起動可能に設定。 CDを挿入し再起動。インストールメニューが表示される。 「Japan」を選択。 ハードディスクのパーティション設定。切り直しが必要なければスワップパーティションをマウント。 (古いシステムファイルの読み込み可、スーパーブロック書き込み) (LANカードのドライバをインストール) マシンの名前を決める。(例:maple6) 時間「GMT-Asia-Tokyo」 MD5パスワード、シャドウパスワード使用可 ROOTパスワードの設定(覚える!) 一般ユーザーアカウントの作成「名前、パスワード」(隠しアカウント作成) PCMCIA、PPPコネクションの設定(使用しない) 追加CDがある場合はCD挿入してもよい(DISC3くらいまで) (追加APTソース) (セキュリティアップデート) (tasksel) インストールメニューの「Configure Devicedriver Modules」から 「Kernel-Drivers-Net-the Network」を辿り、選択。 DHCP(使用しない) IPアドレス指定 ネットマスクの指定(そのまま) ゲートウェイ(ホストコンピュータ)(そのまま) ドメイン(なし) DNSサーバー (メールの設定はしない(5)を選択) X-Window System
X-Window System(エックスウィンドウシステム) UNIX系OSで利用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)環境。マサチューセッツ工科大学(MIT)のAthena Widget Projectが中心となって開発された。クライアント・サーバ型の構造になっておりネットワーク透過性もある。見栄えや操作方法を定義するウィンドウマネージャと呼ばれるソフトウェアには、Windows風のものやMac OS風のものなど様々な種類があり、ユーザが自由に選択できる。 $mount /cdrom $cd tmp $cp /cdrom/* . $chmod u+x ./Xinstall.sh $./Xinstall.sh 設定ファイル「/etc/X11/XF86Config-4」 (設定例の一部) section "InputDevice" Option "XkbModel" "pc106" Option "XkbLayout" "jp" (日本語106キーボード) section "Input Device" Option "Device" "/dev/psaux" Option "Protocol" "IMPS/2" (PS2インテリマウス) Option "Buttons" "5" Option "ZAxisMapping" "4 5" section "Device" Driver "xxx"(例:vesa,i810,ati,nvidia) section "Monitor" Hsync 30-80 Vsync 56-75 section "screen" DefaultDepth 16 Option "defaultRefresh" "75Hz" 設定ファイル「/etc/X11/XF86Config」 ノートPCの外部ディスプレイコネクタを使用する場合の例 (接続状態でのPC起動が必要?) section "Device" Option "extern-disp" Xの設定は難しいです。(最低限の動作なら「vesa,16ビットカラー」でOK) 設定用コマンド「xf86config」「xf86cfg」 Xの実行「startx」 Xの終了「Ctrl + Alt + BS」 画面切り替え「Alt + Enter」「Alt + F1,F2,F3,F4,F7」 Gnome (統合デスクトップ環境)
「apt-get install task-gnome-desktop」「apt-get install gdm」 *inputMethod:htt #define XIM htt XIM htt LANG=ja_JP.eucJP (ヘルプ日本語化:LANG=ja_JP.ujis) export LANG . /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client (ドット、スペース、スラッシュです) XIM=htt XMODIFIERS=@im=$XIM export XMODIFIERS 日本語入力の起動は「Shift + Space」「Ctrl + O」「Ctrl + \」など。 EMACSでのATOK使用方法は別記。 APT
APTはDebian GNU/Linuxが採用しているパッケージ管理システム。Debianパッケージの依存関係や 整合性をとりインストールを補助する。APT自体はDebianパッケージをインストールせず、実際に Debianパッケージをインストールするのはdpkgである。非常に有用であるため、他のディストリ ビューションにも採用が進んでいる。
/etc/apt/sources.list # woody deb ftp://ftp.ics.es.osaka-u.ac.jp/pub/mirrors/debian woody main contrib non-free deb ftp://ftp.ics.es.osaka-u.ac.jp/pub/mirrors/debian-non-US woody/non-US main contrib non-free deb ftp://ftp.ics.es.osaka-u.ac.jp/pub/mirrors/debian-jp woody-jp main contrib non-free deb ftp://ftp.ics.es.osaka-u.ac.jp/pub/mirrors/debian proposed-updates main contrib non-free # testing version deb ftp://ring.so-net.ne.jp/archives/linux/debian/debian testing main contrib non-free deb ftp://ring.so-net.ne.jp/archives/linux/debian/debian-non-US testing/non-US main contrib non-free deb ftp://ring.so-net.ne.jp/archives/linux/debian/debian-jp testing-jp main contrib non-free # Java (J2SDK1.4) deb ftp://sunsite.auc.dk/pub/languages/java/java-linux/debian unstable main non-free # security deb ftp://security.debian.org/debian-security stable/updates main contrib non-free deb ftp://security.debian.org/debian-security testing/updates main contrib non-free deb ftp://security.debian.org/ stable/updates main Opera (webブラウザ)
http://www.opera.com/download/ 「Show Other Languages and Platforms」「Linux」「i386」「Japanese」「deb」「QT Static」 dpkg -i opera-static_xxxxx-qt_ja_i386.deb エラー時 (ln -s /usr/lib/mozilla /usr/mozilla-cvs) (ln -s /usr/lib/mozilla /usr/lib/mozilla-cvs) kochi-gothic(整形済みテキスト、メニューのテキスト) Fixed[Jis](その他) 「deb ftp://sunsite.auc.dk/pub/languages/java/java-linux/debian unstable main non-free」 「apt-get install j2sdk1.4」 「/usr/lib/j2se/1.4/jre/lib/i386」 「 http://www.macromedia.com/jp/shockwave/download/alternates/」 「Linux x86」「Flash Player 7 for Mozilla 1.2」 「/usr/lib/opera」(/usr/lib/mozilla,/usr/local/netscape) 「apt-get install libmotif」 「English」「Linux」「Full version」(日本語版はまだ無かった。2004年8月) (トップページから「asian」で検索できる) ダウンロードには登録が必要 「cd /usr/bin」「ln -s /usr/local/Acrobat5/acroread」 「opera (NAME.pdf)」「acroread (NAME.pdf)」 (「gv (NAME.pdf)」「xpdf (NAME.pdf)」) 「開いたときにプラグイン使用を選択」(プラグイン名はリストに出ない) (「cd /usr/lib/opera/plugins」「ln -s /usr/local/Acrobat5/Browsers/intellinux/nppdf.so」) (名前@ひのきサーバー、受信認証「プレーンテキスト」、送信「自動」) OpenOffice.org (統合オフィスソフト)
「apt-get install openoffice.org」 「apt-get install openoffice.org-l10n-ja」 (apt-get install openoffice.org-l10n-en) (apt-get install ttf-kochi-gothic) (apt-get install ttf-kochi-mincho) 「openoffice」(/usr/local/OpenOffice.org1.1.0/soffice) (/usr/share/fonts/truetype/kochi「全て選択」) (export USE_XOPENIM=htt)(ATOK入力の場合) 「文章ドキュメント」「既定のフォント(西欧言語)」を全て日本語フォントにする。 フォント置き換え設定を行うと良い。 #!/bin/sh so_orig="/usr/lib/im/xiiimp.so.2" so_erase="/usr/lib/im/xiiimp.so.2.org" if [ -f "$so_orig" ]; then mv "$so_orig" "$so_erase" fi /usr/bin/ooffice sleep 10 if [ -f "$so_erase" ]; then mv "$so_erase" "$so_orig" fi エラー時 (ディレクトリ作成、シンボリックリンク作成で対応)(mkdir、ln -s) (Javaパス指定「/usr/lib/j2se/1.4」) (所有者の設定)(chown) Kopete (メッセンジャー)
見た目良し、日本語可能。(私の環境では日本語入力できず) かなり良い出来らしい。(ファイアウォールがあると使用不能?) メニューなどは英語だがファイアウォールや日本語可(私も利用) 「apt-get install kopete」 「kopete」(初回起動時は設定ウィザード自動実行) (MSN Messengerを選択) (パスポートID入力)(あき専用@ほっとめいる.com) (パスワード入力)(あとはFinishやOKで。) 「Connect All」 「Change Display Name」(右下のアイコン) 「Settings」「Configure Toolbars」から選択 「Quitボタン」「Ctrl+Q」「File-Quit」 GNOMEのばってんボタンで消すと、フリーズする!? libvorbis0パッケージが依存関係の問題で消去される? PVM (並列マシン)
PVMとはネットワーク接続された複数計算機間のデータ通信をサポートし、 複数の計算機を1つの仮想的な並列計算機とみなして並列/分散処理を 可能とするもの。 「apt-get install pvm」 (rsh-clients,rsh-serverも必要ならばインストール) 「pvm」 「pvm (ホストファイル名)」 ノード確認 「conf」 ノード追加 「add (node1)」 ノード削除 「delete (node1)」 PVMコンソールから抜ける 「quit」 PVMの完全停止 「halt」 .rhosts例 pvmserver aki node1 aki node2 aki node3 aki ・・・ .pvmhosts記述例 node1 node2 node3 ・・・ (cedar1@~/に置く) (/usr/lib/pvm3/bin/LINUX/) POV-Ray (3DCG)
POV-Rayとは3次元CGのモデリング&レンダリングソフトウェアで、 様々なプラットフォームに対応し無料で利用できる。レイトレーシング法 による高度な3DCGの作成を行うことが出来る。 「http://www.povray.org/」 からダウンロード、解凍後「./install」でインストール。 設定ファイルをホームにコピー 「cp /usr/local/lib/povray-3.5/ini/povray.ini ~/.povrayrc」 PATHの設定 「Library_Path=/usr/local/share/povray-3.5/include」 「povray +Isample.pov +Osample.jpg +P」 入力ファイル「+I(File)」、出力ファイル「+O(File)」 ラジオシティON「+GR」 Xサイズ「+W(size)」、Yサイズ「+H(size)」 描画後一時停止「+P」、ディスプレイ出力なし「-D」 中断点から再描画「+C」 Xブロックサイズ「+NW(size)」、Yブロックサイズ「+NH(size)」(PVMPOV) 使用スレッド数「+NT(num)」(PVMPOV) 例: light_source{ <3,3,3> color<1,1,1> } 例: camera{ location<2,2,2> look_at<0,0,0> } 例: object{ box<0,0,0>,<1,1,1> pigment { color<1,0,0> } } 描画を複数のマシンで高速に行うことが可能 ATOKと日本語関連
上記GNOMEの項を参照 .bashrc等で「export USE_XOPENIM=htt」とする。 (httの所はt,true,yesという人もいる!?) ステータスエリアとは、入力部分の左下に出る白いATOKのウィンドウである。 非表示にする場合は 「/usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client」 で 「/usr/lib/im/httx -if atok12 -lc_basiclocale ja_JP -xim htt_xbe &」 の前に 「*disableStatusArea: true | /usr/X11R6/bin/xradb -m」 と記述し再ログインする。 (.Xresourcesでもよい。私はOperaでATOKが起動不能となるため使用できず・・・何故?) 「apt-get install iiimecf」 .emacsファイルに以下を追加する。 ; ; For ATOK X (setq emacs-ime "atokx") (if (or (equal emacs-ime "atokx") (equal emacs-ime "atok") ) (progn (require 'un-define) (setq coding-category-utf-8 'utf-8) (setq iiimcf-server-control-hostlist '("localhost")) (setq iiimcf-server-control-default-language "ja") (setq default-input-method 'iiim-server-control) (require 'iiimcf-sc) (define-key global-map "\C-o" 'toggle-input-method) ;(define-key global-map "\C-1" 'toggle-input-method) (setcar default-mode-line-format "") ) )参考 http://www.ut-info.com/unstable/index.php?ATOKX 普通はデビアンフォントマネージャ(defoma,dfontmgr)を使用しますが ここでは手作業で追加する方法を解説しています。他のLINUXディストリ ビューションでは/usr/local/share/fontsのディレクトリを使用するものもあります
/usr/share/fonts以下にファイルを置く (cd /usr/share/fonts/truetype) (mkdir Akifonts) (cp Akigothic.ttc /usr/share/fonts/truetype/Akifonts) (ttmkfdirパッケージが必要) ttmkfdir > fonts.scale mkfontdir (fonts.dirに「〜Akigothic.ttc〜〜-jisx0208.1983-0」があればOK) 「/etc/X11/XF86Config-4」ファイルに以下の設定を追加する。 Section "Files"の最後にフォントファイルのあるディレクトリを記入 Section "Module"に「Load "xtt"」を記入 「fc-cache -f -v」 手っ取り早く!?Texの印刷フォントを変更したかっただけです。他のLINUXディストリ ビューションでは/usr/local/share/fontsのディレクトリを使用するものもあります
/usr/share/fonts以下にファイルをコピー (/usr/share/fonts/truetype/Akifonts/Akigothic.ttc) 「ttindex Akigothic.ttc」(vflib2パッケージが必要) Aki-gothic | Aki Gothic Font :\ (\=バックスラッシュ) :ft=truetype:\ (\=バックスラッシュ,truetype,freetype等) :ff=/usr/share/fonts/truetype/Akifonts/Akigothic (絶対パス,TrueTypeは拡張子なし) min:\ (\=バックスラッシュ) :fc=Aki-mincho goth:\ (\=バックスラッシュ) :fc=Aki-gothic 「cd /etc/vfont」 「ln -s /usr/share/fonts/truetype/Akifonts/vfontcap.Akifonts ./」 「update-vfontcap」 「ktest -f goth」(vflib2-miscパッケージが必要) リモートホストのX画面呼び出し
別のコンピュータ(リモートホスト)上で動作しているプログラムの画面を、 自分の端末(ローカルホスト)に表示させる方法。 「-nolisten tcp」を消す 「-nolisten tcp」を消す 「X11Forwarding」を「yes」にする export DISPLAY="${REMOTEHOST}:0"(リモートで) xauth nlist "ローカルホスト名:0" | ssh リモートホスト名 xauth nmerge - (ローカルで)(コマンドをalias登録すれば覚えなくてよい) ssh -X ユーザ名@リモートホスト名 (ローカルで) export DISPLAY=ローカルホスト名:0 (リモートで) rshサーバーとクライアントが必要?? カーネルの再構築
設定変更や新しいデバイスに対応させるためには、カーネルの再構築(再コンパイル)が 必要となります。設定はやや複雑で時間もかかります。 「apt-get install kernel-source-2.x.xx」 (現在のカーネルバージョンや設定などはdmesgで調べられます) 「apt-get install bzip2」 「apt-get install kernel-package」 「apt-get install libncurses5-dev」 cd /usr/src bzip2 -d kernel-source-2.x.xx.tar.bz2 tar xvf kernel-source-2.x.xx.tar (〜.tar.gzファイルなら「tar xzpvf 〜.tar.gz」) cd /usr/src/kernel-source-2.x.xx make menuconfig (make xconfig) 「Processor type and features」「Processor family」(「Pentium4」) 「Device Drivers」「Character devices」「mouse support」 (yesになってればOK) 「Device Drivers」「Networking support」 「Ethernet (10or100Mbit)」(「Realtec RTL-8139」) 「Device Drivers」「Sound」(「Intel i810」) (lspciコマンドでサウンドカード確認可能) 「Device Drivers」「Character devices」「Enhanced Real Time Clock」 make dep make clean make-kpkg clean make-kpkg --revision 識別用文字列 kernel-image (時間かかる) (識別用文字列は日付等なんでもよい。カーネルバージョンは自動付加される。) cd /boot cp 現在のカーネル 現在のカーネル.bak cd /usr/src dpkg -i kernel-image-2.x.xx_識別用文字列_i386.deb ブート用フロッピーディスクの作成 (任意) LILOの設定 再起動 設定&コマンド&他
「apt-get install numlockx」 インストール後bashrcなどに「numlockx on」と記述しておく .inputrcに「set bell-style none」と記述する 「kterm -sb」 「M-q」すなわち「ESC-q」 コマンドやディレクトリの入力中にTabキーを押すと自動的に補完される ファイルやディレクトリ、デバイス毎に所有者や属性が指定されている 属性(パーミッション)を表す数字は3桁で表され、左から「所有者」「グループユーザ」「第3者」 各桁の数字は「読み込み(4)Read」「書き込み(2)Write」「実行(1)eXecute」の和で表現される 例 所有者以外はReadのみ可能 「744」 誰もがRead/Write可能 「666」 第3者以外はRead/Execute可能 「550」 「cp -r」「rm -r」「chown -R」 (危険なので使用時は注意してください) プリントキュー(job)の表示 「lpq」 プリントキューの削除 「lprm [Num]」 「rm -- [File]」 ページの先頭 トップページ ニードフォースピード パソコン ファルコム 掲示板 Lightblue |