Debian GNU/Linux


私が大学の研究室で使用させられていた(w、デビアンリナックスのページ。
リナックス関係は質問されても回答できません。括弧内は私専用のものが多いのでご注意ください。

より参考になるページ?http://debian.fam.cx/, http://math.csse.muroran-it.ac.jp/~honda/debian/index.html


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UNIX、LINUX、Debianについて

UNIX(ユニックス)

UNIX(ユニックス)は1968年にアメリカAT&T社のベル研究所で開発されたOSで、 C言語というハードウェアに依存しない移植性の高い言語で記述されていた為、 多くのプラットフォームに移植された。完全なマルチタスク機能を搭載し、 ネットワーク機能や安定性に優れ、セキュリティー強度が高いことで知られる。

LINUX(リナックス)

LINUX(リナックス)は1991年にフィンランドのLinus Torvalds氏によって開発されたUNIX互換のOS。 その後フリーソフトウェアとして公開され、全世界のボランティアの開発者によって改良が重ねられた。 Linuxは誰でも自由に改変・再配布することができる(ただし公開しなければならない)。 また、他のOSに比べ、低い性能のコンピュータでも軽快に動作する。

Debian GNU/Linux(デビアングヌーリナックス)

Debian GNU/Linux(デビアングヌーリナックス)はDebian ProjectによるLinuxディストリビューション (配布パッケージ)である。パッケージ管理に独自のAPT・deb形式を用い、豊富できめ細かなパッケージを持つ。 さらに、Debianは数あるLinuxディストリビューションの中でも珍しい 「フルパッケージが無料」という特徴をもつ。





インストール

  1. インストールCDの準備

  2. 書籍の付録CDやhttp://www.jp.debian.org/distrib/などを参考にインストールCDを用意。

  3. チップの確認、BIOS設定

  4. CPUやマザーボード、グラフィックカード、LANカード等の型番やチップ名を調べる。
    BIOS設定画面でCDから起動可能に設定。

  5. インストール開始

  6. CDを挿入し再起動。インストールメニューが表示される。

  7. キーボード設定

  8. 「Japan」を選択。

  9. パーティションの作成、マウント、イニシャライズ

  10. ハードディスクのパーティション設定。切り直しが必要なければスワップパーティションをマウント。
    (古いシステムファイルの読み込み可、スーパーブロック書き込み)

  11. カーネルとドライバのインストール

  12. (LANカードのドライバをインストール)

  13. ホスト名の指定

  14. マシンの名前を決める。(例:maple6)

  15. ベースシステムのインストール


  16. 再起動、諸設定

  17. 時間「GMT-Asia-Tokyo」
    MD5パスワード、シャドウパスワード使用可
    ROOTパスワードの設定(覚える!)
    一般ユーザーアカウントの作成「名前、パスワード」(隠しアカウント作成)
    PCMCIA、PPPコネクションの設定(使用しない)

  18. 追加CDからのインストール

  19. 追加CDがある場合はCD挿入してもよい(DISC3くらいまで)
    (追加APTソース)
    (セキュリティアップデート)
    (tasksel)

  20. (ネットワークの設定)

  21. インストールメニューの「Configure Devicedriver Modules」から
    「Kernel-Drivers-Net-the Network」を辿り、選択。
    DHCP(使用しない)
    IPアドレス指定
    ネットマスクの指定(そのまま)
    ゲートウェイ(ホストコンピュータ)(そのまま)
    ドメイン(なし)
    DNSサーバー
    (メールの設定はしない(5)を選択)




X-Window System

  • 概要

  • X-Window System(エックスウィンドウシステム)
    UNIX系OSで利用されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)環境。マサチューセッツ工科大学(MIT)のAthena Widget Projectが中心となって開発された。クライアント・サーバ型の構造になっておりネットワーク透過性もある。見栄えや操作方法を定義するウィンドウマネージャと呼ばれるソフトウェアには、Windows風のものやMac OS風のものなど様々な種類があり、ユーザが自由に選択できる。

  • (インストール)
  • $mount /cdrom 
    $cd tmp
    $cp /cdrom/* .
    $chmod u+x ./Xinstall.sh
    $./Xinstall.sh
    
  • 設定

  • 設定ファイル「/etc/X11/XF86Config-4」
    (設定例の一部)
    section "InputDevice"
    	Option "XkbModel" "pc106"
    	Option "XkbLayout" "jp" (日本語106キーボード)
    
    section "Input Device"
    	Option "Device" "/dev/psaux"
    	Option "Protocol" "IMPS/2" (PS2インテリマウス)
    	Option "Buttons" "5"
    	Option "ZAxisMapping" "4 5"
    	
    section "Device"
    	Driver "xxx"(例:vesa,i810,ati,nvidia)
    
    section "Monitor"
    	Hsync 30-80
    	Vsync 56-75
    
    section "screen"
    	DefaultDepth 16
    	Option "defaultRefresh" "75Hz"
    

    設定ファイル「/etc/X11/XF86Config」
    ノートPCの外部ディスプレイコネクタを使用する場合の例
    (接続状態でのPC起動が必要?)
    section "Device"
    	Option "extern-disp"
    

  • その他

  • Xの設定は難しいです。(最低限の動作なら「vesa,16ビットカラー」でOK)
    設定用コマンド「xf86config」「xf86cfg」
    Xの実行「startx」
    Xの終了「Ctrl + Alt + BS」
    画面切り替え「Alt + Enter」「Alt + F1,F2,F3,F4,F7」




Gnome (統合デスクトップ環境)

  • GNOME:GNU Network Object Model Environment(グノーム)
  • Linuxに洗練されたグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を構築するプロジェクト。 また、一連のLinux用GUI構築ソフトウェア。GNOMEにより、WindowsやMac OSに似た ユーザインターフェースでLinuxを操作できるようになる。フリーソフトウェアとして公開されており、 誰でもソースコードを入手して修正することができる。

  • インストール

  • 「apt-get install task-gnome-desktop」「apt-get install gdm」

  • (GNOMEでATOKを使用する場合の設定)

    1. ATOKCDからデータをコピーしインストール。


    2. language-envパッケージの「set-language-env」コマンドで簡単に設定できる


    3. .Xdefaults

    4. *inputMethod:htt

    5. .Xresources

    6. #define XIM htt

    7. .bashrc

    8. XIM htt

    9. .gnomerc

    10. LANG=ja_JP.eucJP (ヘルプ日本語化:LANG=ja_JP.ujis)
      export LANG
      . /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client (ドット、スペース、スラッシュです)
      XIM=htt
      XMODIFIERS=@im=$XIM
      export XMODIFIERS

    11. (「set-language-env」コマンド)


  • その他

  • 日本語入力の起動は「Shift + Space」「Ctrl + O」「Ctrl + \」など。
    EMACSでのATOK使用方法は別記。




APT

  • 概要

  • APTはDebian GNU/Linuxが採用しているパッケージ管理システム。Debianパッケージの依存関係や 整合性をとりインストールを補助する。APT自体はDebianパッケージをインストールせず、実際に Debianパッケージをインストールするのはdpkgである。非常に有用であるため、他のディストリ ビューションにも採用が進んでいる。

  • 基本コマンド

  • 設定apt-setup
    内部情報の更新apt-get update
    パッケージの更新apt-get upgrade
    パッケージ検索apt-cache search (NAME)
    パッケージインストールapt-get install (NAME)
    パッケージのアンインストールapt-get remove (NAME)
    バージョン指定インストールapt-get install (NAME)/(VERSION:stable,unstable,testing)
    デバッグインストールapt-get -f install

  • 設定ファイル

  • /etc/apt/sources.list

  • FTP設定例

  • # woody
    deb ftp://ftp.ics.es.osaka-u.ac.jp/pub/mirrors/debian woody main contrib non-free
    deb ftp://ftp.ics.es.osaka-u.ac.jp/pub/mirrors/debian-non-US woody/non-US main contrib non-free
    deb ftp://ftp.ics.es.osaka-u.ac.jp/pub/mirrors/debian-jp woody-jp main contrib non-free
    deb ftp://ftp.ics.es.osaka-u.ac.jp/pub/mirrors/debian proposed-updates main contrib non-free

    # testing version
    deb ftp://ring.so-net.ne.jp/archives/linux/debian/debian testing main contrib non-free
    deb ftp://ring.so-net.ne.jp/archives/linux/debian/debian-non-US testing/non-US main contrib non-free
    deb ftp://ring.so-net.ne.jp/archives/linux/debian/debian-jp testing-jp main contrib non-free

    # Java (J2SDK1.4)
    deb ftp://sunsite.auc.dk/pub/languages/java/java-linux/debian unstable main non-free

    # security
    deb ftp://security.debian.org/debian-security stable/updates main contrib non-free
    deb ftp://security.debian.org/debian-security testing/updates main contrib non-free
    deb ftp://security.debian.org/ stable/updates main




Opera (webブラウザ)

  • ダウンロード

  • http://www.opera.com/download/
    「Show Other Languages and Platforms」「Linux」「i386」「Japanese」「deb」「QT Static」

  • インストール

  • dpkg -i opera-static_xxxxx-qt_ja_i386.deb
    エラー時
    (ln -s /usr/lib/mozilla /usr/mozilla-cvs)
    (ln -s /usr/lib/mozilla /usr/lib/mozilla-cvs)

  • (プロキシ設定)


  • フォント設定

  • kochi-gothic(整形済みテキスト、メニューのテキスト)
    Fixed[Jis](その他)

  • Javaアプレット設定

    1. でびあんじゃば参照

    2. APTのソース追加

    3. 「deb ftp://sunsite.auc.dk/pub/languages/java/java-linux/debian unstable main non-free」
    4. JavaSDKインストール

    5. 「apt-get install j2sdk1.4」
    6. Operaの設定

    7. 「/usr/lib/j2se/1.4/jre/lib/i386」

  • Flash設定

    1. ダウンロード

    2. http://www.macromedia.com/jp/shockwave/download/alternates/
      「Linux x86」「Flash Player 7 for Mozilla 1.2」
    3. 解凍・インストール

    4. 「/usr/lib/opera」(/usr/lib/mozilla,/usr/local/netscape)
    5. パッケージ追加

    6. 「apt-get install libmotif」

  • アクロバットリーダー設定

    1. ダウンロード

    2. 解凍・インストール

    3. 設定

    4. 「cd /usr/bin」「ln -s /usr/local/Acrobat5/acroread」
    5. コマンドで開く

    6. 「opera (NAME.pdf)」「acroread (NAME.pdf)」
      (「gv (NAME.pdf)」「xpdf (NAME.pdf)」)
    7. Operaで開く

    8. 「開いたときにプラグイン使用を選択」(プラグイン名はリストに出ない)
      (「cd /usr/lib/opera/plugins」「ln -s /usr/local/Acrobat5/Browsers/intellinux/nppdf.so」)

  • メール設定

  • (名前@ひのきサーバー、受信認証「プレーンテキスト」、送信「自動」)




OpenOffice.org (統合オフィスソフト)

  • インストール

  • 「apt-get install openoffice.org」
    「apt-get install openoffice.org-l10n-ja」
    (apt-get install openoffice.org-l10n-en)
    (apt-get install ttf-kochi-gothic)
    (apt-get install ttf-kochi-mincho)

  • 起動方法

  • 「openoffice」(/usr/local/OpenOffice.org1.1.0/soffice)

  • 日本語設定

    • 「/usr/local/OpenOffice.org1.1.0/program/spadmin」(rootで実行)

    • フォントパス指定

    • (/usr/share/fonts/truetype/kochi「全て選択」)
    • .bashrc

    • (export USE_XOPENIM=htt)(ATOK入力の場合)
    • 「ツール」「オプション」画面

    • 「文章ドキュメント」「既定のフォント(西欧言語)」を全て日本語フォントにする。
    • マイクロソフトオフィス(Windows)とデータ交換

    • フォント置き換え設定を行うと良い。
    • (起動時のみxiiimp.so.2をリネームする)

    • #!/bin/sh
      so_orig="/usr/lib/im/xiiimp.so.2"
      so_erase="/usr/lib/im/xiiimp.so.2.org"
      if [ -f "$so_orig" ]; then
      mv "$so_orig" "$so_erase"
      fi
      /usr/bin/ooffice
      sleep 10
      if [ -f "$so_erase" ]; then
      mv "$so_erase" "$so_orig"
      fi

  • Java設定

  • エラー時
    (ディレクトリ作成、シンボリックリンク作成で対応)(mkdir、ln -s)
    (Javaパス指定「/usr/lib/j2se/1.4」)
    (所有者の設定)(chown)




Kopete (メッセンジャー)

  • Linuxの代表的メッセンジャーソフト(MSN互換)
    • Amsn

    • 見た目良し、日本語可能。(私の環境では日本語入力できず)
    • Gaim

    • かなり良い出来らしい。(ファイアウォールがあると使用不能?)
    • Kopete

    • メニューなどは英語だがファイアウォールや日本語可(私も利用)

  • インストール

  • 「apt-get install kopete」

  • 起動と設定
    • 起動

    • 「kopete」(初回起動時は設定ウィザード自動実行)
    • アカウント設定

    • (MSN Messengerを選択)
      (パスポートID入力)(あき専用@ほっとめいる.com)
      (パスワード入力)(あとはFinishやOKで。)
    • 接続

    • 「Connect All」
    • ニックネーム設定

    • 「Change Display Name」(右下のアイコン)

  • その他
    • Quitボタン追加

    • 「Settings」「Configure Toolbars」から選択
    • 終了

    • 「Quitボタン」「Ctrl+Q」「File-Quit」
    • 注意

    • GNOMEのばってんボタンで消すと、フリーズする!?
      libvorbis0パッケージが依存関係の問題で消去される?




PVM (並列マシン)

  • PVM (Parallel Virtual Machine)

  • PVMとはネットワーク接続された複数計算機間のデータ通信をサポートし、
    複数の計算機を1つの仮想的な並列計算機とみなして並列/分散処理を
    可能とするもの。

  • インストール

  • 「apt-get install pvm」
    (rsh-clients,rsh-serverも必要ならばインストール)

  • 起動
    • 起動

    • 「pvm」
    • ホストファイルを指定して起動

    • 「pvm (ホストファイル名)」

  • 主なコマンド

  • ノード確認 「conf」
    ノード追加 「add (node1)」
    ノード削除 「delete (node1)」
    PVMコンソールから抜ける 「quit」
    PVMの完全停止 「halt」

  • その他
    • お互いにrlogin可能状態にする必要がある

    • .rhosts例
      pvmserver aki
      node1 aki
      node2 aki
      node3 aki
      ・・・
    • ホストファイルの記述

    • .pvmhosts記述例
      node1
      node2
      node3
      ・・・
    • 実行ファイルは$PVM_ROOT/bin/$PVM_ARCHに置く必要がある

    • (cedar1@~/に置く)
      (/usr/lib/pvm3/bin/LINUX/)



POV-Ray (3DCG)

  • POV-Ray (Persistence of Vision Raytracer)

  • POV-Rayとは3次元CGのモデリング&レンダリングソフトウェアで、
    様々なプラットフォームに対応し無料で利用できる。レイトレーシング法
    による高度な3DCGの作成を行うことが出来る。

  • ダウンロード&インストール

  • http://www.povray.org/」 からダウンロード、解凍後「./install」でインストール。

  • 設定

  • 設定ファイルをホームにコピー 「cp /usr/local/lib/povray-3.5/ini/povray.ini ~/.povrayrc」
    PATHの設定 「Library_Path=/usr/local/share/povray-3.5/include」

  • 実行例

  • 「povray +Isample.pov +Osample.jpg +P」
    • 主なオプション

    • 入力ファイル「+I(File)」、出力ファイル「+O(File)」
      ラジオシティON「+GR」
      Xサイズ「+W(size)」、Yサイズ「+H(size)」
      描画後一時停止「+P」、ディスプレイ出力なし「-D」
      中断点から再描画「+C」
      Xブロックサイズ「+NW(size)」、Yブロックサイズ「+NH(size)」(PVMPOV)
      使用スレッド数「+NT(num)」(PVMPOV)

  • .povファイルの記述

    • 光源 「 light_source 」

    • 例:
      light_source{
       <3,3,3>
       color<1,1,1>
      }
    • 視点 「 camera{} 」

    • 例:
      camera{
       location<2,2,2>
       look_at<0,0,0>
      }
    • 物体 「 object{} 」

    • 例:
      object{
       box<0,0,0>,<1,1,1>
       pigment { color<1,0,0> }
      }
    • 合成(和) 「 marge{} 」

    • 合成(差) 「 difference{} 」

    • 合成(積) 「 intersection{} 」


  • PVMPOV

  • 描画を複数のマシンで高速に行うことが可能




ATOKと日本語関連

  • ATOKのインストールとGNOMEでの利用


  • 上記GNOMEの項を参照


  • OpenOfficeでATOKを利用する


  • .bashrc等で「export USE_XOPENIM=htt」とする。
    (httの所はt,true,yesという人もいる!?)


  • ATOKステータスエリアを非表示にする


  • ステータスエリアとは、入力部分の左下に出る白いATOKのウィンドウである。
    非表示にする場合は 「/usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client」 で
     「/usr/lib/im/httx -if atok12 -lc_basiclocale  ja_JP -xim htt_xbe &」 の前に
     「*disableStatusArea: true | /usr/X11R6/bin/xradb -m」 と記述し再ログインする。
    (.Xresourcesでもよい。私はOperaでATOKが起動不能となるため使用できず・・・何故?)


  • EMACSでATOKを利用する


  • 「apt-get install iiimecf」
    .emacsファイルに以下を追加する。
     ;
     ; For ATOK X
     (setq emacs-ime "atokx")
     (if (or (equal emacs-ime "atokx")
            (equal emacs-ime "atok")
            )
        (progn
          (require 'un-define)      
          (setq coding-category-utf-8 'utf-8)
          (setq iiimcf-server-control-hostlist '("localhost"))
          (setq iiimcf-server-control-default-language "ja")
          (setq default-input-method 'iiim-server-control)
          (require 'iiimcf-sc)
          (define-key global-map "\C-o" 'toggle-input-method)
          ;(define-key global-map "\C-1" 'toggle-input-method)
          (setcar default-mode-line-format "")
        )
     )
     
    参考 http://www.ut-info.com/unstable/index.php?ATOKX


  • Debianへフォントを追加


  • 普通はデビアンフォントマネージャ(defoma,dfontmgr)を使用しますが
    ここでは手作業で追加する方法を解説しています。他のLINUXディストリ
    ビューションでは/usr/local/share/fontsのディレクトリを使用するものもあります

    1. ディレクトリの作成とファイルのコピー

    2. /usr/share/fonts以下にファイルを置く
      (cd /usr/share/fonts/truetype)
      (mkdir Akifonts)
      (cp Akigothic.ttc /usr/share/fonts/truetype/Akifonts)

    3. スケールとディレクトリファイルの作成

    4. (ttmkfdirパッケージが必要)
      ttmkfdir > fonts.scale
      mkfontdir
      (fonts.dirに「〜Akigothic.ttc〜〜-jisx0208.1983-0」があればOK)

    5. X-Windowの設定

    6. 「/etc/X11/XF86Config-4」ファイルに以下の設定を追加する。
      Section "Files"の最後にフォントファイルのあるディレクトリを記入
      Section "Module"に「Load "xtt"」を記入

    7. GNOMEのフォントキャッシュを更新

    8. 「fc-cache -f -v」

    9. X-Windowの再起動



  • Debian標準フォントの変更


  • 手っ取り早く!?Texの印刷フォントを変更したかっただけです。他のLINUXディストリ
    ビューションでは/usr/local/share/fontsのディレクトリを使用するものもあります

    1. フォントファイル(*.ttf,*.ttc)のコピー

    2. /usr/share/fonts以下にファイルをコピー
      (/usr/share/fonts/truetype/Akifonts/Akigothic.ttc)

    3. 索引ファイル(*.tti)の作成

    4. 「ttindex Akigothic.ttc」(vflib2パッケージが必要)

    5. vfontcapファイルの作成(vfontcap.Akifonts)

    6. Aki-gothic | Aki Gothic Font :\        (\=バックスラッシュ)
          :ft=truetype:\                     (\=バックスラッシュ,truetype,freetype等)
          :ff=/usr/share/fonts/truetype/Akifonts/Akigothic    (絶対パス,TrueTypeは拡張子なし)
      
    7. 標準フォントの設定変更(/etc/vfontcap/00vflib2)

    8. min:\           (\=バックスラッシュ)
          :fc=Aki-mincho
      goth:\          (\=バックスラッシュ)
          :fc=Aki-gothic
      
    9. vfontcapの更新

    10. 「cd /etc/vfont」
      「ln -s /usr/share/fonts/truetype/Akifonts/vfontcap.Akifonts ./」
      「update-vfontcap」

    11. 確認

    12. 「ktest -f goth」(vflib2-miscパッケージが必要)




リモートホストのX画面呼び出し

  1. 説明

  2. 別のコンピュータ(リモートホスト)上で動作しているプログラムの画面を、
    自分の端末(ローカルホスト)に表示させる方法。

  3. 設定
    • /etc/X11/xinit/xserverrc

    • 「-nolisten tcp」を消す

    • /etc/X11/gdm/gdm.conf

    • 「-nolisten tcp」を消す

    • /etc/ssh/sshd_config

    • 「X11Forwarding」を「yes」にする

  4. Xの再起動


  5. リモートホストの設定

  6. export DISPLAY="${REMOTEHOST}:0"(リモートで)

  7. cookieの設定

  8. xauth  nlist  "ローカルホスト名:0"  |  ssh  リモートホスト名  xauth  nmerge  -
    (ローカルで)(コマンドをalias登録すれば覚えなくてよい)

  9. 別方法

  10. ssh -X ユーザ名@リモートホスト名 (ローカルで)
    export DISPLAY=ローカルホスト名:0 (リモートで)

  11. その他

  12. rshサーバーとクライアントが必要??





カーネルの再構築

  1. 説明

  2. 設定変更や新しいデバイスに対応させるためには、カーネルの再構築(再コンパイル)が
    必要となります。設定はやや複雑で時間もかかります。

  3. ソースのダウンロード

  4. 「apt-get  install  kernel-source-2.x.xx」
    (現在のカーネルバージョンや設定などはdmesgで調べられます)

  5. 必要なパッケージの追加

  6. 「apt-get  install  bzip2」
    「apt-get  install  kernel-package」
    「apt-get  install  libncurses5-dev」

  7. ソースファイルの解凍

  8. cd  /usr/src
    bzip2  -d  kernel-source-2.x.xx.tar.bz2
    tar  xvf  kernel-source-2.x.xx.tar
    (〜.tar.gzファイルなら「tar  xzpvf  〜.tar.gz」)

  9. カーネルの設定


    • 設定画面の呼び出し

    • cd  /usr/src/kernel-source-2.x.xx
      make  menuconfig (make  xconfig)

    • CPU

    • 「Processor  type  and  features」「Processor  family」(「Pentium4」)

    • マウス

    • 「Device  Drivers」「Character  devices」「mouse  support」
      (yesになってればOK)

    • ネットワーク

    • 「Device  Drivers」「Networking  support」 「Ethernet  (10or100Mbit)」(「Realtec  RTL-8139」)

    • サウンド

    • 「Device  Drivers」「Sound」(「Intel  i810」)
      (lspciコマンドでサウンドカード確認可能)

    • ACPI


    • ファイルシステム(vfat)


    • 時間

    • 「Device  Drivers」「Character  devices」「Enhanced  Real  Time  Clock」

    EXIT-SAVE

  10. コンパイル

  11. make  dep
    make  clean
    make-kpkg  clean
    make-kpkg  --revision  識別用文字列  kernel-image (時間かかる)
    (識別用文字列は日付等なんでもよい。カーネルバージョンは自動付加される。)

  12. バックアップ

  13. cd  /boot
    cp  現在のカーネル  現在のカーネル.bak

  14. 新カーネルのインストール

  15. cd  /usr/src
    dpkg  -i  kernel-image-2.x.xx_識別用文字列_i386.deb
    ブート用フロッピーディスクの作成 (任意)
    LILOの設定
    再起動





設定&コマンド&他

  • 基本コマンド


  • ファイル一覧の表示 ls  [-a , -l , -F]
    カーネルメッセージの表示 dmesg
    環境変数一覧の表示 env
    ディレクトリの移動 cd  [Dir , ..]
    ディレクトリの作成 mkdir  [Dir]
    ファイルの表示 cat  [File]
    ファイルの検索
    locate  [File]
    where  [File]
    find  [Dir]  [-name [keyword]]

    ファイルのコピー cp  [From]  [To]
    ファイルの削除 rm  [File]
    ファイル所有者の変更 chown  [User]  [File]
    ファイル属性の変更 chmod  [Mode]  [File]
    ユーザーの切り替え su  [-]
    ファイルシステムのマウント mount  [Dir , (/cdrom , /floppy)]
    ファイルシステムのアンマウント umount  [Dir , (/cdrom , /floppy)]
    ファイルシステムのチェック fsck  [Dev , (/dev/hda1)]
    〜.tar.gzの解凍 tar  xvzf  〜.tar.gz
    〜.tgzの解凍 tar  zxvf  〜.tar.gz


  • 設定ファイル


  • X Window System /etc/X11/XF86Config-4
    ネットワークインターフェイス /etc/network/interfaces
    DNSサーバー /etc/resolv.conf
    自分のマシン名 /etc/hostname
    ホストリスト /etc/hosts
    APT /etc/apt/sources.list
    プリンタ /etc/printcap
    ユーザーID /etc/passwd
    ユーザーグループ /etc/group

  • bashの設定と記述
  • PATHの設定 export  PATH=$PATH:[Dir]
    プロンプト表示形式
    export  PS1="[Expression]" 例:export  PS1="\h\w> "

    日付 \d ホスト名 \h 改行 \n
    時刻(24H) \t 時刻(12H) \@ ユーザー \u
    bashバージョン \v bashバージョン \V コマンド \!
    ディレクトリ \w ディレクトリ \W コマンド \#

  • Xの起動時にNumLockをOnにする

  • 「apt-get  install  numlockx」 インストール後bashrcなどに「numlockx  on」と記述しておく

  • ビープ音を消す

  • .inputrcに「set  bell-style  none」と記述する

  • ktermにスライドバーを表示する

  • 「kterm  -sb」

  • Emacsで右端をそろえる

  • 「M-q」すなわち「ESC-q」

  • 入力補完

  • コマンドやディレクトリの入力中にTabキーを押すと自動的に補完される

  • 属性(パーミッション)

  • ファイルやディレクトリ、デバイス毎に所有者や属性が指定されている

    属性(パーミッション)を表す数字は3桁で表され、左から「所有者」「グループユーザ」「第3者」
    各桁の数字は「読み込み(4)Read」「書き込み(2)Write」「実行(1)eXecute」の和で表現される


    所有者以外はReadのみ可能 「744」
    誰もがRead/Write可能 「666」
    第3者以外はRead/Execute可能 「550」

  • コピーや消去の再帰処理

  • 「cp  -r」「rm  -r」「chown  -R」
    (危険なので使用時は注意してください)

  • プリンタジョブ

  • プリントキュー(job)の表示 「lpq」
    プリントキューの削除    「lprm  [Num]」

  • ファイル名がハイフンで始まるファイルの消去

  • 「rm  --  [File]」









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