JavaScriptの基本事項





JavaScriptの書き方

<SCRIPT language="JavaScript">
<!--
    実行するスクリプト
// -->
</SCRIPT>


<!-- と // --> の部分は、囲まれた部分をスクリプトタグに対応していないブラウザが
コメントとして認識するように考慮したもので、
これがないとスクリプトが作動しないだけでなく
スクリプトの部分がそのまま表示されてしまいます。





コメント

//1行
/*
複数行
*/


スクリプトタグ内では // からその行末までと、
 /* から */ までに囲まれた部分はコメントとみなされます。





文字列と変数

var 変数名="文字列"
変数名='文字列'


文字列はダブルクォート(")または、シングルクォート(')で囲んで記述します。
変数の生成は var で宣言されますが、 var を省略しても生成されます。
JavaScriptでは大文字小文字を区別するので、
文字列でも変数名でもその点は注意が必要です。





関数の宣言

function 関数名(){
    内容
}


FUNCTION文を使って関数の宣言を行えます。
括弧内にカンマ(,)で区切って必要な引数も宣言できます。





IF文

if(条件){
    処理内容
}else{
    処理内容
}


IF文を使って条件によって処理内容を変更できます。
条件が成立しない時の処理内容が必要ない場合は else 以降を省略でき、
処理内容が1つの場合は中括弧も省略できます。
また逆に、別の条件を設定したい場合は else の後に記述します。





FOR文

for(開始条件;終了条件;継続方法){
    処理内容
}


FOR文を使って指定した条件の間、処理を繰り返す事ができます。





ブラウザごとの処理

if(navigator.userAgent.indexOf("MSIE 3.")>=0){
    IE3に対する処理内容
}else if(navigator.userAgent.indexOf("MSIE 4.")>=0){
    IE4に対する処理内容
}else if(navigator.userAgent.indexOf("MSIE 5.")>=0){
    IE5に対する処理内容
}else if(navigator.userAgent.indexOf("Mozilla/3.")>=0){
    NN3に対する処理内容
}else if(navigator.userAgent.indexOf("Mozilla/4.")>=0){
    NN4に対する処理内容
}


特定のブラウザのみに対応したスクリプトを扱う場合等に、
対応していないブラウザでエラーが出ないように
処理を分岐させる必要がある場合に使用します。
NN3を判断するMozilla/3.の文字列はIE3にも対応しており、
NN4を判断するMozilla/4.の文字列は
IE4、5にも対応しているので、IEから記述する必要があります。
またこの他にもアプリケーション名からNかMを取り出し
バージョンの数から判断する方法もあります。





イメージの先読みについて

ページを読みこんだ後に、onClick や onMouseover 等のイベントハンドラで
イメージの変換を行う場合、イメージの先読みによって変換をスムーズに行うことができます。
先読みしたいイメージのファイル名を「image.gif」とすると、
下記の赤字部分のようなスクリプトを書き込むことで、イメージの先行読み込みが行えます。
また、IE3は image オブジェクトに対応していない為、エラーが出てしまいます。
image オブジェクトを用いたスクリプトには下記の青色部分のようなエラーの回避を付けておきましょう。


if(navigator.userAgent.indexOf("MSIE 3.")<=0){
preImage=new Image();
preImage.src="image.gif ";

}







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