全般
アンダーグラウンドシリーズの強力なカスタマイズ性と、それ以前のシリーズに存在していたポリスチェイスの
華麗な融合が行われた作品。今回は全ての状況で警察とのチェイスに突入する。つまり、ゲーム開始直後から
指名手配されている為、単に街中を移動しているときでもレースイベント中であっても警察の追跡を受けてしまうということ。
また今回は警察もこれまでに無くパワーアップしており、スパイクに加え、急ブレーキ・体当たり・車両包囲など
多様な攻撃を仕掛けてくる!一方のプレーヤー側には今まで通りの無線傍受に加え、時間を遅くするタイムブレーカーや
街の様々なものを利用して追跡の妨害を行うパースートブレイカーが用意されている。シナリオは奪われた車を
取り戻すためにブラックリストの敵(ランカー)をレースで倒していくというもの。ちなみに、逮捕が続くと愛車が押収
され、ゲームオーバーとなってしまうので注意が必要。
(評価:5.0点)
車とコース
最近のシリーズでは街全体がサーキットであり、今回はチェイスの場でもある。今回の街の特徴は、一般的なダウンタウンと
ハイウェイに加え、公園やゴルフ場などのオフロードがあること。また、大学構内・ショッピングセンターなどの人工的な構造物があり、走行可能。
一番の特徴として感じたのは、上述の多様な状況に加えて今回はかなりマップの高低差が存在することである。また、移動中・レースイベント中
を問わずランダムに雨が降ることで、路面状況まで変化する。登場車種に関して、日本車は定番になった感のあるスープラ・RX-7・
ランエボ8・インプレッサ等で由緒ある名車が登場。外車は最新のスーパーカーばかりでムルシエラゴ・カレラGT・コルベットZO6等
が登場する。残念ながら日産(スカイラインGTR)とホンダ(インテグラ,NSX)は登場しない。私は序盤に日本車、後半はパワーの問題で
ランボルギーニを使っていました。
ネットワーク・他
EAサーバーの無料ネットワーク対戦は当然今回も健在。本質部分のオンライン対戦は問題なくプレイ可能だが、
機能的には多少パワーアップしている周辺機能は説明書に記載が無いので使用方法がわかりにくい。また、
チャットはアルファベットのみなので日本人にはちょっとだけ使いにくい。その他個人的感想を言うと、ゲームとしては最新
かつシリーズ最強の作品であると言える。シナリオを進めなくても警察とチェイスをしているだけで楽しめるし、
なによりも警察無線がリアルで最高に熱い!司令室オペレーターの冷静淡々とした状況報告と現場の必死で緊迫感の
あるやり取りが見事。余談だが、PC内にアンダーグラウンド2のデータがあるとボーナスがある。
(あき)
スクリーンショット
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