THE NEED FOR SPEED - 車種紹介
FERRARI 512 TR
フェラーリ512TRのネーミングは、テスタロッサの後継モデルであることと、5リッターV型12気筒エンジンを搭載することに由来している。
テスタロッサが欧州仕様で390馬力であるのに対して、512TRは+35馬力の425馬力となっている。デザイン面においても先代のテスタロッサを
踏襲しており、点灯時のみ外部に展開されるリトラクタブルヘッドライトを採用している。一方リムサイズは16インチから18インチへと変更され、
よりスタイリッシュに生まれ変わっている。
LAMBORGHINI DIABLO VT
スーパーカーの火付け役となった、ランボルギーニ・カウンタックの後継車。初期モデルではリトラクタブルヘッドライトを採用しているが、
マイナーチェンジにより固定式のヘッドライトとなった。カウンタックと同様に、V型12気筒エンジンを縦置きでミッドシップに搭載する。
VTモデルでは駆動方式にAWDを採用しており、エンジンのパワーをより効率的に路面へと伝えることが可能となっている。またアルミ素材や
新素材を各所に使用することで、軽量化も計られている。
MAZDA RX-7
RX-7の名称は、ロータリーエンジンと未来の象徴、そしてマツダ社内での車格ナンバーに由来している。初代を「SA」、2代目を「FC」、
3代目を「FD」と、モデル名のみで呼ばれることもある。ユーノス・コスモが生産を終了して以降、RX-7は世界唯一のロータリーエンジン
搭載量産車となった。容積654cc×2のロータリーエンジンはシーケンシャルツインターボを採用し、255ps、265ps、280psへと出力向上が図られた。
また280馬力へと出力を向上させると同時に、トルクも30kgmから32kgmへ向上している。
ACURA NSX
NSXの名称は、「ニュー」「スポーツカー」と未知数を表す「X」を合成させたNewSportsCarXに由来している。
1990年から2005年まで、15年間の長きにわたってフルモデルチェンジを行うことなく販売された。エンジンはNAのV型6気筒3000ccを搭載し、
当時の自主規制値であった280馬力を達成。エンジンを運転席後方に搭載し、後輪を駆動するミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)を
採用している。また発売当時、市販自動車として初の「オールアルミモノコック・ボディー」を採用していた。
TOYOTA SUPRA TURBO
2代目となるスープラにはアリストで使用されていた直列6気筒ツインターボエンジンが搭載された。搭載した2JZ-GTEエンジンは、日産スカイラインGTRの
RB26DETTエンジンと共に国産最上級のエンジンとして知られている。その高い馬力や太いトルクと頑丈さから、RB26DETT同様エンジンスワップの
ベースとしても使用されることが多い。また、国産自動車としては初めて6速のマニュアルトランスミッションを搭載した。
PORSCHE 911 CARRERA
1993年、ポルシェ911シリーズはそれまでの963型から993型へと進化を遂げた。キャビン周辺のデザインを踏襲しつつ、フロントおよびテール部分は
若干デザインが変更されている。テールのデザイン変更は、マルチリンク式のサスペンションを搭載したことやマフラー容量の増加によるものである。
後に登場する996型では、エンジンが空冷式から水冷式へと変更されている。このため、993型は911シリーズ最後の空冷式エンジンを搭載したモデルとなった。
CHEVROLET CORVETTE ZR-1
CORVETTE ZR-1は、「キング・オブ・ヒル」というニックネームを拝命するほどの衝撃的なパフォーマンスを秘めていた。搭載されるLT-5エンジンは、
DOHC32バルブ、オールアルミ製のエンジンで375馬力を発生した。このパワーに対応するためブレーキを大型化し、リアタイヤにはP315/35ZR-17という
極太のタイヤが装着されている。
DODGE VIPER RT/10
バイパーの開発コンセプトは、1960年代後半に登場したシェルビー・コブラ を意識したものと言われている。アメリカ車ならではのOHVエンジンを搭載するが、
そのエンジンはピックアップトラック(ダッジ・ラム)に搭載されていたもので、排気量8リッターV10と市販車の中では最大級である。この初代バイパーRT/10は
画像でも示されるようにオープンのモデルとなっている。
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